しゃぶしゃぶ生誕70周年

スエヒロが考案した、しゃぶしゃぶは令和4年「生誕70周年」を迎えました。

「しゃぶしゃぶ」という料理は、すき焼きと同じく古くから存在する肉料理と認識されるている方が大半だと思いますが、当社先々代の社長、三宅忠一が2年の歳月を費やし昭和27年に開発したのが始まりです。

今では日本を代表する肉料理の1つと自負しております。

開発の経緯としては、これからの日本人には体格と体力の向上が不可欠だと思い、当時からあったビフテキやすき焼よりもあっさりとし、良質のたんぱく質を効率よく摂取できる「肉料理」の開発に取り組み、香り豊かなゴマをタレにする料理を考案いたしました。

大変おいしい牛肉の鍋料理が完成したのですが、なかなか良いネーミングが思い浮かばず悩んでいるとき、店の厨房から、仲居さんがお絞りを洗濯し濯いでいる「ジャブジャブ」と聞こえる音が大変気に入り、「しゃぶしゃぶは肉の洗濯だ!」とひらめいたのです。その後、昭和33年に「スエヒロのしゃぶしゃぶ」などの商標登録を取得して、現在に至っております。

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しゃぶしゃぶ発売当初の銅鍋

しゃぶしゃぶ発売当初の銅鍋満州から復員された方が持ち帰ったのが始まりと言う“刷羊肉”「シュワンヤンロウ」で使用する銅鍋をしゃぶしゃぶに転用させたのが始まりです。
なべの底へ炭を入れることから排気のため真ん中に煙突があるのが特徴です。

「肉のしゃぶしゃぶ」商標登録

「肉のしゃぶしゃぶ」商標登録昭和27年しゃぶしゃぶを考案しメニュー化したのち昭和33年「肉のしゃぶしゃぶ」「スエヒロのしゃぶしゃぶ」等、商標登録済み。
開発当時は、聞きなれない「しゃぶしゃぶ」と言う名前に苦笑する方が多くおられたが、その後、市民権を得るのにそれほど時間を必要としませんでした。 牛肉の佃煮「志茂ばしら」や豚のしゃぶしゃぶ「とんしゃぶ」等商標登録している商品がほかにも多数ございます。

しゃぶしゃぶ肉用包丁

しゃぶしゃぶ肉用包丁永楽町スエヒロ本店では、しゃぶしゃぶ開発当初、すべての肉をスライサーを使わずすべて手切りにて提供してきました。
使用する包丁は、刃渡り37cm重さ600g以上と言うとても大きな包丁を使用しており、砥ぎに3年・肉切り3年は必ず必要とした、かなり熟練された職人の技が必要とされるものでした。(残念ながら、現在ではスライサーを使用してのご用意とさせていただいております)

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スエヒロ会112年スエヒロ会112周年を記念し、シンボルマークを作成いたしました。オフィシャルメンバーウェブサイトや、名刺等に利用されております。