しゃぶしゃぶの始まり
しゃぶしゃぶメニュー(昭和29年)
太平洋戦争が終わり、食糧不足に悩まされていた日本。次の世代を担う若者たちの体格も、アメリカとの差は歴然としていました。それを目のあたりにした三宅忠一は「欧米に追いつくには食生活の改善が第一である。そのためには肉を食べることだ」と考えたのです。
どうしたら多くの肉をあっさりと食べられるか
2年の歳月をかけ、中国料理「涮羊肉鍋」からヒントを得て開発完成したのがしゃぶしゃぶです。
初めてメニューにのったのは昭和29年。今やしゃぶしゃぶはスエヒロの代名詞であり、他の追随を許さないゴマ酢とともに、多くのファンに親しまれています。